VIETNAMUSEベトナム人エンジニアの特徴
ベトナム人エンジニアの特徴
●性格について
- 一般的に、ベトナム人は、勤勉で真面目、器用といわれており、エンジニアのように緻密なデータを扱う作業の職業には向いていると言えます。
また、家族との時間をとても大事する傾向にあるので、仕事でも仕事関係だけのドライな付き合い方より、プライベートな話をする家族のような濃い人間関係を好みます。
日本人と異なる点としては、ベトナム人は、自分の主張ははっきりとしていて、「思ったことは言葉にする」という文化です。
優しい人柄の人が多いのでトラブルにはなりにくいと言われていますが、こういった性格の違いもあることを理解しておくことが大切です。
●語学力について
- ベトナムでは、近年英語教育にも力を入れており、日本と同様、小学校から英語が必修科目となっています。観光業も盛んなベトナムでは外国人と接する機会も多く英語を意欲的に学ぶ学生も多いため、今後は更なる英語力の向上が見込めるでしょう。
また、ベトナムでは日本語教育にも力を入れており、中学校や高校でも日本語が導入されています。日本語学校も数多くあるため、日本語を習得する学生も増えていくと思われます。
●平均給与について
- ベトナム人のベトナム国内のITエンジニアの平均給与は、約986ドル/月(約128,180円/月)(2023年1月時点)。日本のITエンジニアの平均給与は41万円のため、まだ日本人の平均よりは低いですが、あくまでこちらは平均値です。
日本語や英語ができる優秀なITエンジニア優秀な人材であれば、その能力に応じた賃金を支払う必要があります。
おおよそ、30〜40万程度くらいを考えておいた方がよいでしょう。機電系エンジニアも給与は上昇傾向にあり、ITエンジニアほどではないですが、学歴によっては10万円前後の給与体系になってきています。
ですので、日本でも20万円以上はお考えいただくのが最近のトレンドとなっています。
結局、初任給が定着の大きな要となっており、人の入れ替えには多くの労力と費用がかかりますから、定着させる方に力を入れる企業が増加しています。
ベトナム人エンジニアの技術力について
●エンジニアとしてのスキル
- ベトナム人ITエンジニアは、JavaScriptとPHPを扱える人材が多いのが特徴です。
ベトナムではAndroidユーザーが多いこともあり、Objective-CやSwiftのようなiOSのプログラミング言語を扱える人材は少ない傾向です。
ただ、エンジニアを目指す学生は、現地企業に就職するよりも条件の良い海外の企業に引き抜いてもらうことを目標に技術力を高めている学生も多いです。
ベトナム人はスキルアップしながら転職を繰り返すという傾向があるため、企業に就職した後も勉強を続ける人が多いです。
もともと勤勉でコツコツ勉強をする性格の人が多いため、今後もITエンジニアとしてのスキルは上がり続けていくと予想できます。
- 一般的に、ベトナム人は、また、機電系エンジニアとしても、機械・電気系エンジニアから生産技術や製造技術、及び機械加工分野、そして自動化社会に向けて注目される制御系エンジニア、及びロボットエンジニアも注目されています。
また、開発から基盤設計、金型設計までできる機電系エンジニアも海外には多く在籍、特に3DCAD/CAMが得意なエンジニアも豊富で、図面制作から図面解析までできる人材ですから、製造工程全般を見れるエンジニアとして成長が期待できます。
日本では深刻化する理系人材不足により、こういった機電系エンジニアを採用する間口は小さくなってきていますから、海外からの採用は多くの企業の選択肢となっています。
●ベトナムのIT教育及び理系教育
ベトナムでは国策としてITエンジニアを育成しており、小学3年生からコンピューター教育が行われています。
近年では特にSTEM科目(科学・技術・工学・数学)の強化が行われており、2022年時点におけるベトナムのIT人材の人口は48万人と言われています。
2020年には、ベトナム政府が「2025年までの国家デジタルトランスフォーメーション(DX)プログラムおよび2030年までの方針」を承認し、今後も益々、国としてのIT教育に力を入れていくと言えます。
他にも理工学の分野にも強く力を入れており、最近ではアジアのロボコンで優勝する大学にベトナムが含まれることも珍しくなくなり、すっかりアジアの強豪校となっています。
また、世界中から多くの製造関連企業がベトナムに進出してきており、ベトナムを製造拠点としつつも今後の1億人を超える消費市場も見据えています。
これらの背景から、多くの大学では理工学に力を入れており、学生達も就職先の増加から理工学へ傾倒している学生や卒業して活躍する理系人材も急増しています。
反面、日本は理工学の学生や人材が減少傾向であり、それらを補うベトナム人エンジニアには世界中から注目されています。
ベトナム人エンジニアを
採用する際の注意点
●日本で就労できる在留資格(就労ビザ)の
取得/更新に気をつける
- ベトナム人エンジニアを採用する際には必ず「就労ビザ」が必要です。
必要な手続きや申請書類などは、既に日本に住んでいるベトナム人エンジニアを採用するときと、海外に住んでいるベトナム人エンジニアを呼び寄せるときでは異なります。
また、「在留資格認定証明書」の交付を申請してから、交付されるまでには約1ヶ月〜2ヶ月くらいかかるので注意しましょう。
セレッジでは、こういった手続きやフローについても詳細にご説明いたしますので、ご安心ください。
●内定決定の返信は遅くとも
翌日くらいまでがベター
日本の企業の多くは内定が出るまで時間がかかるのが一般的ですが、ベトナムや外資系の企業では、面接当日に結果が出ることが多いです。そのためせっかく優秀な人材がいても他社に流れてしまう可能性があるので、できるだけ迅速に内定を出すことをお勧めします。
セレッジでは、事前にしっかりとヒアリングし貴社と応募者のミスマッチがないように心がけていますので、内定決定のスピードを早めることが可能となっています。
●メンタル面や生活面でのサポートが大切
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採用者との定期面談の様子
通訳デバイス「アローズハロー」
- 家族を大事にする傾向が強いベトナム人は、ベトナムを離れ1人で働いていることに寂しいと感じることが多々あるようです。日本との文化の違いなどでギャップを感じることもあるので、一緒に働く日本人スタッフやベトナム人エンジニア同士の交流の場を作ってあげたりとサポートしてあげることも長く付き合いを続けていけるコツです。
日本人エンジニアにとってもベトナム人エンジニアとの交流は刺激になります。企業のブランディングや将来性を考えても、1つの会社内に多様な文化が存在し、認め合うことは大事な要素であると言えるでしょう。
セレッジでは採用後の在留支援サービスも行っております。毎月訪問によるメンタルケアと、日本語やキャリアパスを目標とした進捗管理を行い、本人の成長をサポートします。また、通訳による対応のみでなく、日常の現場支援ツールとして通訳デバイス「アローズハロー」をご提供します。
通常プランだと1名1台提供されますので、日本語力が未熟の時期は強力なツールとして活躍します。
採用するのがゴールではなく、会社に定着し活躍するまでをサポートするのが私たちの役割と考えています。
●日本語が話せる
ベトナム人エンジニアはまだ多くない
- 日本語・英語学習をしているベトナム人エンジニアは多いものの、発音の仕方などが異なるため、完璧に習得しているエンジニアは少ないです。 セレッジでは、オプションとして、日本語教育サポートも行っております。3年以上、採用後のフォローをお任せいただく場合、N2相当(日本語検定2急)取得を目指し、日本語教材の提供、学習進捗の毎月フォローやeラーニングの学習フォローなどもさせていただいています。
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日本語学習のeラーニング
ベトナム人エンジニアを採用するならLead Job(リードジョブ)がおすすめ
セレッジが提供するサービス『LeadJob』は、日本企業と優秀なベトナム人エンジニアのマッチングをするプラットフォームです。
採用報酬は貴社が自由に設定し、求人票をLead Jobにアップロードすることで、ベトナム人エンジニアを人材紹介会社の各社が人材を推薦します。
その中から気になる人材を選抜し、オンライン面接をすることができます。
Lead Job(リードジョブ)の特徴
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ベトナムのトップクラスを卒業した
エンジニア人材が多数優秀なITエンジニアは、日本での獲得が難しくなっていています。「Lead Job」で推薦されている人材は、ベトナムのトップクラスの大学を卒業したIT人材。コンピューターサイエンスなどの高度理系人材やDX系のエンジニアなど、今後益々必要とされてくる人材ともアプローチが可能です。
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海外人材会社とのやり取りは
日本語、または英語で可能!ベトナム人エンジニアを採用する際に一番気になるのが言葉の問題だと思いますが、「Lead Job」での海外の人材紹介会社とのやりとりは基本的に日本語、または英語ですのでご安心ください。セレッジがチャット内でのやりとりを随時確認し、人材選定から面接までのサポートをしておりますので、不安なことがあればお気軽にご相談ください。
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完全成功報酬型でコスト削減!
報酬条件は貴社が自由に設定完全成功報酬型なので、無駄なコストをかけずに採用できるのも「Lead Job」の魅力です。また、海外の人材会社に提示する報酬は自由に設定できるので、その分を採用するベトナム人エンジニアの給与に振り分けたりなど、良い人材の獲得にコストを振り分けられるのも嬉しいポイントです。
ベトナムハノイ工科大学機械加工学院
及び各大学や日系企業等との連携
ベトナムは、ハノイ工科大学をはじめ、多くの上位総合・専科大学機関と連携し、新卒者や既卒者との面接会を行なっております。特に機械工学、電気・電子工学・ロボット工学部をはじめ、建設/建築・土木工学部、情報技術学部(IT分野)など多岐に渡ります。貴社の企業戦略、グローバル戦略に沿った大学や専攻からの採用選択肢をご提供しております。
エンジニアを目指す
ベトナム人学生人材例
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ハノイ工科大学
タンさん -
ハノイ工科大学
ホアンさん -
ハノイ工科大学
アインさん -
ハノイ国家大学
ハーさん -
ハノイ工業大学
ゴックさん -
フンイエン技術師範大学
ダットさん
企業で活躍する
ベトナム人エンジニアの様子
セレッジを通して、日本企業に就職し、活躍しているベトナム人エンジニアの様子をご紹介いたします。
チュオン・タイン・トウンさん
1996年、ベトナム生まれ。理系の大学を卒業後、中国や韓国の大手企業を経てリコージャパンに入社。
日本企業に興味を持ったきっかけ
日本での仕事に興味があったからです。特に日本の企業がチームワークを重視していることに関心を持っていました。私は、以前中国や韓国の大企業で働いた経験で、報告・連絡・相談がないと社員同士のコミュニケーションがうまくいかないことを感じていました。日本の企業では「報告・連絡・相談」の文化が根付いているということに驚き、将来、こういった文化をベトナム企業にも浸透させたいと考えています。
また、日本でのオフィスワークにも興味がありました。ベトナムの若者は職場として工場での組み立て作業をイメージするしますが、日本では、パソコンやシステムツールを使います。そんな先進国で当たり前の働き方に興味がありました。
親孝行をするのが夢
ベトナムでは、家族や親戚、ご近所付き合いを大切にする文化です。ですから、家族との別れは辛く、日本で孤独を感じることもあります。
ですが、私は心に決めていることがあります。それは絶対に泣かないことです。毎日両親や恋人と電話しますが、自分が弱音を吐いてしまえば、母も恋人も心配します。自分で自分を励ましながら頑張っています。
なぜ頑張れるかというと私には「親孝行をしたい」という夢があるからです。
私の頑張りを家族だけでなく親戚や近所の人もとても喜んでくれているので、必ず自分の目標を達成して、いつかベトナムに胸を張って帰りたいと考えています。
ベトナム人エンジニア採用の流れ
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STEP.1
お電話かWEBにてお気軽にお問い合わせくださいまずは、お電話かお問合せフォームにてお問合せください。
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STEP.2
求める人材をヒヤリング担当者から御社が求める人材についてのヒヤリングをさせていただきます。
また弊社のサービスやサポートについてもご説明させていただきます。
不安なことや疑問点があれば、何なりとお伝えください。
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STEP.3
Lead Job利用開始、採用報酬を設定企業様が海外エージェントに提示する採用報酬を設定できます。これにより費用対効果を見込むことでき、その分を本人への給与や待遇に振り分けることも可能となります。
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STEP.4
採用後にセレッジへ報酬のお支払いリードジョブは、完全成功報酬型となっており、採用後に海外エージェントに支払う報酬(渡航費やビザ申請などの諸費用含む)以外はかかりません。
報酬のお支払いは、セレッジ社へ支払う国内決済で完了となります。
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STEP.5
採用後もサポートを受けられますご希望の方には、採用した人材のサポートも受けることができます。
初めての海外人材の採用で不安という企業様や、採用後に渡航規制がかかった際の採用者のモチベーション維持、採用から職場定着までの採用者のサポートまでお気軽にご相談ください。
ベトナム人エンジニアを
採用したい企業様から
よくある質問
Q. 技能実習生ですか?
- いいえ、期間限定の技能実習生ではなく、長期雇用が可能な高度人材・エンジニアになります。
Q. 語学レベルはどうですか?
- 語学レベルは国籍により異なりますが、N1人材もいればN3-N4前後の人材も多くいます。ただし、それを補うほど理工学や建設工学、IT・情報技術知識やスキルを有しています。
Q. すぐ辞めませんか?
- 辞めることについては、個人の判断でもあるので保証はできませんが、定着対策のノウハウを持つ当社が支援することはできます。また、日本人従業員の皆様への異文化研修も無償(※サポート企業のみ)で行っていますので、職場のダイバーシティ対策と人材への定着対策支援の両面からバックアップします。
Q. 住居と生活はどうしたら良いですか?
- 海外からの人材はまだ与信が乏しいですから、入国直後は企業様の保証の下、住居をご準備頂きます。但し、通常の社員の方同様、家賃や光熱費の支払いは個人で行います。生活については企業様のバックアップが必要ですが、当社も手続きやメンタルヘルス(カルチャーショック対策)から支援します。
Q. 地方にも来てくれますか?
- 海外からの人材のメリットは、どの地域でも本人の納得の下、来てくれることにあります。そのためにも事前に写真データや動画などをご共有いただき、募集時から開示することで本人の納得性を得て来てもらえますのでご安心ください。当社のお客様も地方の企業様が多くご利用いただいております。