【外国人管理者スキル編】外国人社員の不満を把握する/日本人管理者のマネジメントスキルを把握する

株式会社パーソル総合研究所の「日本で働く外国人材の就業実態・意識調査」によると、国内で働く外国人社員には以下のような不満があることが分かった。

傾向として分かるのは、「機会の平等」と「報酬」の不足を感じている部分で、ジョブ型が主体の海外の人事では当たり前の事が、日本企業では求めにくい事が影響している。これはアフターコロナを迎える日本にとって、解決すべき課題といえる。また、同様の不満を多くの日本人の若年層も感じている事は抑えておく必要がある。

また、その不満と連動するのが日本人上司の存在。その日本人上司の選定についても、後半にご紹介する。

異文化を理解するとは?(これからの日本人管理者に求められるスキル)セレッジ代表著

日々、外国籍人材に向き合う事が増えてきた昨今、今や日本人従業員だけでは会社は動かせず、外国籍人材の力も借りる事が日常的になりました。その中で、度々言われる異文化理解力。以前は、外国籍人材だけに「日本文化の理解」が求められましたが、今や採用する外国籍人材の母国の事も理解し、その相互理解を持って接するという異文化理解力が、日本人管理職のスキルとして求められるようになってきています。

なぜジョブ型人事制度が求められるのか?

昨今メディアでも話題の「ジョブ型」、人事領域においてホットトピックになっているワードだが、その内容や理解はどれほど必要なのか?また、外国人採用におけるキーワードとも言えるのは何故なのか?その理由を紐解きます。

【運営会社】株式会社セレッジ

代表菅野の素顔
菅野 直純
76年大阪生まれ。04年から外国人採用事業をスタートし16年以上外国人採用分野に携わる。2010年から14年まで中国最大(世界4位)の人材総合サービス企業中智上海グループに数少ない日本人としてJoin。12年に日企人事倶楽部設立。帰国後、外国人エンジニア人材採用/管理事業を展開。